Column

2016年8月2日、会社をつくりました。

2016.09.01
歴史
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2016年8月2日、会社をつくりました。

社名は、曾祖父の営んでいた醤油屋の屋号を引き継いで「株式会社千年治商店」にしました。
(実家の家業とは別です)

長年、行政の中小企業支援機関で働いて、起業家や中小企業経営者の方々に向けてお仕事をしてきましたが、自分もプレイヤーとして仲間入りすることで背筋の伸びる思いがしています。

47歳での起業。正直、出遅れ感は否めません。

でも「人生に起こることすべては必然」を信条とする私にとって、今の私が、今の年齢でこの会社をつくったこと、すべてに理由があると思っています。

20代のころから起業を志していた私は、修行のために就職した大阪産業創造館ではそれはそれはたくさんの起業家・経営者の方とお会いしました。

経営者という仕事の厳しさを目の当たりにし、ハンパな気持ちで起業しようと思っていた自分を反省したものです。

そして、ここで出会った経営者の皆さんから多くのことを教えていただきました。

会社はつくるより続けるほうが難しいこと。
経営のバトンを受け取った社長は、創業者以上に存続への意志が強いこと。
そして、経営者の存続への意志は、さまざまなイノベーションのみならず、社員や地域を大切にする風土も生み出していること。

「こんな会社の存在こそが、この国の財産だ」。

起業家を応援する会社はたくさんある。
私は後継ぎ社長の挑戦を応援したい。

仕事人としての余生をかけるだけの価値がある仕事だと思い、この会社をつくりました。

設立手続きで訪れた公証役場で、「千年治商店」が半世紀も前に廃業した曾祖父の屋号だと知った公証人の方から「とてもいい社名ですね。今度は千年続きますように」と仰っていただきました。

ハイ、ガンバリマス。
1日1日を地道に重ねていけば、1日ずつ1000年に近づきますから。

山野千枝

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